審美・矯正歯科コラム

歯列弓の種類とは?

公開日:2024年12月24日
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こんにちは。佐賀県佐賀市の審美歯科スマイル髙城歯科です。本日は、歯並びを上から見た際のアーチ(歯列弓)の種類とそれぞれの特徴についてご紹介します。

私が解説します
スマイル髙城歯科
院長髙城秀典

歯列弓とは?主な種類

歯列弓とは、歯並びを上から見た際のU字型のアーチのことです。歯並び・噛み合わせ・お顔の印象は歯列弓の影響も受けています。歯列弓には以下のような種類があります。

1.U字型歯列弓(理想的な歯列弓)

アーチがU字型の歯列弓で、理想的な形とされています。矯正治療においてもU字型を目標とすることが多いです。

2.V字型歯列弓

前歯部分が尖ったV字型の歯列弓です。全体的に歯が並ぶスペース不足となるため、出っ歯・口ゴボ・叢生など審美的な問題が生じている場合が多いです。

上顎がV字型の場合は、口周りに立体感が出にくく頬がこけて見えることやバッカルコリドー(笑った際に口角の内部にできる黒い隙間)ができやすくなります。

3.方形型歯列弓

前歯から犬歯が直線的に並んでいる歯列弓です。方形型の歯列弓は、歯列弓の幅が広いことが多いです。横に広がっている面積が大きい分、笑ったときに口元が大きい印象を持たれがちです。

4.鞍状歯列弓(あんじょうしれつきゅう)

小臼歯(犬歯の奥にある小さめの奥歯)が舌側に生えていたり、傾斜したりしている歯列弓です。小臼歯の周辺は歯の清掃がしにくく虫歯になりやすくなってしまいます。

舌を置く場所がなくなり、舌が後方へ追いやられがちになります。気道が狭くなり、酸素不足やいびきなどの原因となります。

5.空隙歯列弓

歯間に隙間がみられるすきっ歯の状態です。歯と歯の間に食べ物が詰まりやすく虫歯や歯周病のリスクが高まります。

歯の間から空気がもれてしまうため、特にサ行の発音に影響が出やすいです。

歯列弓形態の異常の原因

歯や顎の骨の大きさ

生まれつき歯が大きかったり、顎の骨が小さかったりする場合は歯が並ぶスペースが不足して歯列弓が乱れてしまう可能性が高まります。また、生まれつき歯が小さかったり、顎の骨が大きかったりする場合は空隙歯列弓(すきっ歯)になりやすくなります。

お口周りの習慣

指しゃぶり、舌癖(舌で歯を押す癖)、口呼吸、頬杖などの悪癖は歯列弓にも悪影響を及ぼす可能性が高いです。

記事の監修者

髙城秀典

院長

髙城秀典

鹿児島大学歯学部卒業後、米の山歯科勤務を経てスマイル髙城歯科を開業し、審美歯科を中心にあらゆる治療を提供しています。<所属学会・認定資格>ICOI(国際インプラント専門会議)認定医、ITI インプラントスペシャリストほか

佐賀でマウスピース矯正なら当院にご相談ください

院長
髙城秀典
クリアコレクト マウスピース矯正 症例数全国3位(九州1位)年間相談者数600人

はじめまして。スマイル髙城歯科の髙城です。
当院は佐賀市にあるマウスピース矯正専門クリニックです。世界NO.2の症例数を誇るクリアコレクト矯正において、全国NO.3、九州NO.1の臨床経験を有する経験豊富な矯正歯科です。近隣でマウスピース矯正をご検討の方はぜひご相談ください。

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