欠けた歯を修復する治療について
治療方法
欠けた部分に「詰め物」を詰めて修復します。前歯のような見える部分にある歯の場合は、(色や質感を左右の歯としっかり合わせるために)残った部分を削り、被せ物を使って修復することもあります。
詰め物の種類
詰め物の素材にはいくつか種類があります。代表的な素材を紹介します。
ジルコニア
様々な色味やグラデーションを表現できる美しい素材です。強度も天然歯の3倍ほどあり、美しさと強度のバランスが取れた優れた素材です。
セラミック
様々な色味やグラデーションを表現できる美しい素材です。しかしジルコニアに比べると強度が低く、詰め物には不向きです。(当院ではセラミックで詰め物治療はおこなっておりません。)
レジン(プラスチック)
保険が使えてお手頃です。1,500円~2,000円程度で欠損箇所を白く修復できます。ただ、レジンは強度が低く割れやすく、また時間経過と共に変色していきます。(当院では取り扱っておりません。)
ハイブリッドセラミック
セラミックとプラスチックを混ぜて作った素材です。作り立ては白いのですが、時間の経過と共に変色してしまいます。(当院では取り扱っておりません。)
パラジウム合金(銀歯)
保険が使えてお手頃です。しかし見た目が悪く、前歯など見える部分の歯には不向きです。(当院では取り扱っておりません。)
ゴールド(金歯)
虫歯が再発しにくい素材で、噛み合わせ相手の歯を傷つけにくいことが特長です。ただ色は目立ち、見た目はあまりよくありません。