審美・矯正歯科コラム

口ゴボの歯列矯正┆治療方法や注意事項

公開日:2024年10月2日
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こんにちは。佐賀県佐賀市の審美歯科スマイル髙城歯科です。本日は口ゴボの歯列矯正について治療方法や注意事項についてまとめます。

私が解説します
スマイル髙城歯科
院長髙城秀典

口ゴボとは?原因やデメリット

1.口ゴボとは?

口ゴボは、横から見たときに口元が盛り上がっている状態のことです。一般的には横から見た際に、鼻先と顎を結んだラインの内側に唇が収まっているのが美しい横顔とされています。

2.口ゴボの原因

口ゴボの原因は主に以下の3つです。

  • 出っ歯もしくは上下顎前突
  • 上顎の骨が突出している / 下顎が後退している
  • 唇が分厚い / 顎や鼻周りの組織が薄い

上下顎前突とは、上下の歯が前側に倒れている状態です。歯並びは悪くなくても、全体的に歯が突出していることで口ゴボの印象になってしまう場合もあります。

3.口ゴボのデメリット

口ゴボのデメリットは以下のとおりです。

  • 見た目のコンプレックスになりやすい
  • 歯磨きがしにくく虫歯や歯周病になりやすい
  • 口を閉じにくい
  • 食べ物を上手く噛めない場合がある

口ゴボの治療方法

原因が出っ歯や上下顎前突の場合は、「マウスピース矯正」「ワイヤー矯正」などの歯列矯正が有効です。歯列矯正とは、マウスピースやワイヤーなどの装置で歯に少しずつ力を加えて動かしていく治療です。歯の根と顎の骨の間に歯根膜(しこんまく)という弾力のある薄い膜があり、矯正装置で力を加えることで骨を溶かす細胞と骨を作る細胞が活発になります。骨の吸収・生成が繰り返されることで徐々に歯が動きます。

原因が骨格(上顎の突出や下顎の後退)であっても、軽度であれば歯列矯正によって口ゴボを改善することができます。矯正治療だけでは難しい重度の症状の場合は、上顎骨をさげたり下顎骨を前に出したり等の外科矯正治療が必要になります。

唇が分厚い / 顎や鼻周りの組織が薄いなどの原因は、美容皮膚科や美容外科での治療となります。様々な治療方法がありますので、ご自身に合う方法を調べてみてください。

口ゴボ治療の注意事項

1.前歯矯正だけでは
治らない場合もある

突出している部分が前歯だけなら「前歯矯正」で済むのではと思われるかもしれません。しかし、気になる箇所が前歯でも、歯を動かすスペースを確保するために奥歯を動かさなければならない場合がほとんどです。また、部分矯正のマウスピース矯正ブランドは治療後噛み合わせがおかしくなってしまう場合もあるため、できる限り全顎矯正(クリアコレクトかインビザライン)を選ぶのがおすすめです。

2.抜歯が必要な
可能性がある

出っ歯や上下顎前突の原因には、歯を並べるスペース不足や歯が大きいといったものがあります。場合によってはスペース確保のために抜歯が必要になることがあります。また、本来は抜歯すべき症例を無理に非抜歯で治療すると口ゴボが改善されない場合もあります。

3.歯並び以外が
原因の可能性もある

口ゴボの原因は歯並びだけとは限りません。骨格や皮膚の厚みが原因の場合もあります。歯列矯正のカウンセリングを受ける際には、矯正によって口ゴボが改善するかどうか必ず相談しましょう。

記事の監修者

髙城秀典

院長

髙城秀典

鹿児島大学歯学部卒業後、米の山歯科勤務を経てスマイル髙城歯科を開業し、審美歯科を中心にあらゆる治療を提供しています。<所属学会・認定資格>ICOI(国際インプラント専門会議)認定医、ITI インプラントスペシャリストほか

佐賀でマウスピース矯正なら当院にご相談ください

院長
髙城秀典
クリアコレクト マウスピース矯正 症例数全国3位(九州1位)年間相談者数600人

はじめまして。スマイル髙城歯科の髙城です。
当院は佐賀市にあるマウスピース矯正専門クリニックです。世界NO.2の症例数を誇るクリアコレクト矯正において、全国NO.3、九州NO.1の臨床経験を有する経験豊富な矯正歯科です。近隣でマウスピース矯正をご検討の方はぜひご相談ください。

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マウスピース矯正 症例写真
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施術名
マウスピース矯正
治療費用
一式198,000円~738,000円程度
※別途診察料3,500円と事前シミュレーション料18,500円が必要です。
リスク
マウスピース装着による不快感・痛み、歯根吸収等の副作用があります。矯正後に後戻りすることがあります。

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