審美・矯正歯科コラム

マウスピース矯正のエンゲージャー(アタッチメント)とは

公開日:2024年9月2日
SCROLL

こんにちは。佐賀県佐賀市の審美歯科スマイル髙城歯科です。マウスピース矯正治療の際に、歯により強い力をかけるためにエンゲージャー(アタッチメント)という突起を歯に取り付けることがあります。ここではエンゲージャーの用途や種類についてご紹介します。

私が答えます!
スマイル髙城歯科
院長 髙城秀典

エンゲージャーとは

エンゲージャー(アタッチメント)は上の画像のような歯に一時的に取り付ける樹脂でできた突起です。マウスピースだけでは歯を捉えきれず十分な力を加えられない場合に取り付け、固定源や作用点とします。歯と同じ色で目立たず、治療完了後は簡単に取り外すことができます。

アタッチメント使用予定の箇所には、マウスピース側にはこのような窪みがついています。

エンゲージャーには主に3つの種類があり、用途に合わせて使い分けることで様々な歯の動きに対応可能です。

エンゲージャーの取り付け方

エンゲージャー取り付けの流れをご紹介します。

1歯の清掃

まずは歯の汚れを落とします。

2専用のマウスピースをはめ、位置を確認する

エンゲージャー取り付け専用のマウスピースをはめ、エンゲージャーを着ける位置を確認します。

3エッチング

エッチングとは、酸で歯の表面のエナメル質を溶かすことです。エンゲージャーは樹脂でできており、ツルツルのエナメル質にはくっつきません。そこであえて表面を溶かしザラザラさせることでエンゲージャーを取り付けやすくします。溶けたエナメル質は数時間から数日で再石灰化により回復します。

4接着剤を着ける

歯に接着剤をつけます。ここでようやく歯に樹脂をつけられる状態になりました。

5エンゲージャーをとりつける

エンゲージャー設置用の窪みがついたマウスピースに樹脂を流し込み、マウスピースをはめて光で硬化させます。この際に余分にはみ出たバリは除去します。

6マウスピースの装着感をためす

実際に使用する矯正用マウスピースを取り付け、フィット感を確認します。問題無ければエンゲージャー装着完了です。

クリアコレクトはエンゲージャーの数を減らせる

当院で使用しているマウスピース矯正ブランド「クリアコレクト」は、少ないエンゲージャーでもしっかりと歯に力を加えられるというメリットがあります。クリアコレクトは歯茎から2mmのトリムラインであり、他のトリムラインのマウスピースよりも保持力(歯を固定し続ける力)を高められます。

歯茎から2mmのトリムラインの場合、エンゲージャーなしでも高い矯正効果を得ることができます。エンゲージャーを活用することでより矯正効果が高まります。

記事の監修者

髙城秀典

 
院長

髙城秀典

鹿児島大学歯学部卒業後、米の山歯科勤務を経てスマイル髙城歯科を開業し、審美歯科を中心にあらゆる治療を提供しています。<所属学会・認定資格>ICOI(国際インプラント専門会議)認定医、ITI インプラントスペシャリストほか

すぐに治療は開始しません
まずはお話からはじめましょう

無料カウンセリング予約はこちら↓

お電話での予約はこちら
0952-27-0412

※診療時間内でお受けできます。

応募する マウスピース矯正モニター募集中!
3か月プラン 198,000円(税込)

スマホサイトは
こちら