歯列矯正はスポーツに影響はある？

こんにちは。佐賀県佐賀市の審美歯科スマイル髙城歯科です。本日は、普段スポーツをする方の歯列矯正についてご紹介します。

普段スポーツをしている方が歯列矯正治療をおこなうことは基本的には問題はありません。特別な処置は必要なく、通常どおりの治療が可能です。しかし、矯正によって以下のような支障をきたす可能性があります。

矯正器具による怪我

ワイヤー矯正の場合、激しい運動や人とぶつかる運動をすると器具が口の内部にあたって傷つき痛みが出たり血が出てしまったりします。マウスピース矯正であれば、激しい運動でも口の中が傷つくことはありません。

マウスピース装着中は
水しか飲めない

マウスピース矯正の場合は、マウスピース装着中は水しか飲むことができません。スポーツ飲料やプロテインなど糖分を含む飲料を取る際には、マウスピースを取り外す必要があります。また、取り外した後は口をゆすいだり歯磨きをしたりといったケアが必要となります。

スポーツをしている方が歯並びを整えることで以下のようなメリットがあります。

パフォーマンスが上がる
可能性がある

スポーツで力を込めたり集中したりする際には歯を食いしばります。噛み合わせが悪いと、うまく食いしばることができません。また、歯並びが悪いと全身の筋肉のバランスが崩れやすくなり、重心が安定しにくかったり腰や肩に負荷がかかり傷めやすかったりします。

効率的に栄養が
取りやすくなる

噛み合わせが悪いと食べ物を咀嚼しにくくなります。噛む回数が少ないと、食べ物が大きな塊のまま胃に入るため、消化器官に過剰な負担がかかります。これが、栄養の吸収効率を低下させる可能性があります。

スポーツによる
歯の怪我のリスクが減る

出っ歯の方は正常な歯並びの方に比べて、衝突や転倒などの事故で前歯が損傷・破折するリスクが約50%も高まるといわれています。歯列矯正によって怪我のリスクが減ります。