40代、50代、60代からの歯列矯正。メリットと注意点

こんにちは。佐賀県佐賀市の審美歯科スマイル髙城歯科です。本日は、40代、50代、60代からの歯列矯正の事例やメリットと注意点についてお伝えします。

年齢を重ねてからの歯列矯正の事例紹介

歯列矯正には年齢制限はありません。歯茎や歯槽骨が健康であれば何歳であっても治療は受けられます。当院で60歳から矯正治療を始めた方の事例をご紹介いたします。

• 深い噛み合わせ・出っ歯

  BEFORE & AFTER

  

  BEFOREAFTER
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  こちらの方は60歳から治療開始しています。歯列矯正は何歳からでも始められます！

  治療プラン（治療期間）：

  9か月プラン

  治療費用一式：

  468,000円（モニター価格）

  費用補足：
  別途診察料3,500円と事前シミュレーション料18,500円が必要です。
  リスク：
  マウスピース装着による不快感・痛み、歯根吸収等の副作用があります。矯正後に後戻りすることがあります。

40代、50代、60代からの矯正のメリット

年齢を重ねてからの矯正には、歯の見た目の改善だけでなく以下のようなメリットもあります。

認知症のリスクが下がる

噛むという行為には、脳に刺激を与え、血液を送って脳を活性化させる役割があります。歯並びを整えて咀嚼しやすくすることで、将来的に認知症のリスクを下げることができます。

研究結果により、歯の残存数が少ない人ほど認知症になりやすく、歯が残っているほど認知症になりにくいことがわかっています。（東北大学医学部・歯学部合同研究）その理由は、歯が減ると咀嚼がしにくくなるためです。歯並びが悪い場合も同様に咀嚼がしにくい状態であるため、歯並びを放置することで長期的に認知症のリスクが高まります。加えて、歯並びが悪いと歯の清掃がしにくく、虫歯や歯周病によって歯を失いやすくなってしまいます。

虫歯や歯周病になるリスクが下がる

歯並びを整えることで歯の清掃がしやすくなるため、虫歯や歯周病になるリスクが下がります。虫歯や歯周病は悪化してしまうと、歯を失ったり、歯並びが乱れたり、口臭がきになるようになったりという新たな悩みにも繋がります。

身体の健康維持につながる

歯並びが良くなり咀嚼がしやすくなることで、食べ物の消化・吸収がよくなります。一度の食事でより効率的に栄養を吸収できるようになるため、体の健康維持につながります。

見た目が美しくなり、若返ったような顔立ちになる

整った歯並びは相手に清潔感や良い印象を与えます。また、噛み合わせが整いバランスよく噛めるようになることで、お口周りの筋肉が自然と引き締まりほうれい線や頬のたるみが目立ちにくくなる可能性があります。※矯正治療はあくまで歯並びや噛み合わせを整える治療であり、お顔の見た目の変化には個人差があります。

40代、50代、60代からの矯正の注意点

歯が動きにくく、治療に時間がかかる

歯列矯正では骨の代謝を利用して歯を動かします。代謝は年を重ねるほど落ちていくため、年齢を重ねてからの矯正は歯が動きにくく治療に時間がかかる場合が多いです。目安として、冒頭でご紹介した症例の方は治療に3年程度かかっています。治療期間を短くするために、運動・バランスの取れた食事・水分補給などで代謝を高める工夫をするのもおすすめです。

歯周病の方は事前治療が必要な場合がある

歯周病によって歯茎や骨が弱った状態でさらに矯正によって圧力をかけてしまうと、歯周病の悪化や歯の脱離などのリスクが高まります。歯周病が見つかった方は、事前治療として歯周病治療をおこなう場合があります。歯列矯正は歯周病による歯並びの乱れにも有効です。過去に歯周病治療を行っていた方や歯周病の疑いがある方でも、お気軽にご相談にいらしてください。