審美・矯正歯科コラム

金属アレルギーでも歯列矯正できる?おすすめの治療方法

公開日:2024年12月3日
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こんにちは。佐賀県佐賀市の審美歯科スマイル髙城歯科です。本日は、日本人の10人に1人が持っているといわれている金属アレルギーと歯列矯正についてご紹介します。

私が解説します
スマイル髙城歯科
院長髙城秀典

金属アレルギーとは?
症状や原因

金属アレルギーは、特定の金属に接触することで引き起こされるアレルギー反応の一種です。金属が汗や唾液で溶けてイオン化し、皮膚のたんぱく質と結合することで、体がこの結合物を異物とみなして免疫反応を起こします。症状としては「かゆみ・ブツブツ・炎症」などが現れます。

金属アレルギーは後天性のアレルギーで、「感作」と「誘発」の2つによって起こります。感作とは、金属とたんぱく質の化合物を免疫細胞が異物として記憶し、次に同じ金属が侵入したときに攻撃できるように備えることです。誘発とは、物質が再び体内に侵入した際に免疫細胞が過剰に反応してアレルギー症状を引き起こすことです。体内に蓄積された金属が排出されるには、3~4ヶ月ほどの時間がかかるため、これまで何ともなくともある日突然発症する可能性があります。

金属アレルギーを起こしやすい金属素材

  • ニッケル
  • コバルト
  • クロム
  • スズ
  • パラジウム
  • 亜鉛

金属アレルギーを起こしにくい金属素材

  • 白銀
  • チタン

金属アレルギーがあっても
矯正できる?

歯列矯正には、大きく分けて「ワイヤー矯正」と「マウスピース矯正」の2種類があります。それぞれ順番にご説明します。

ワイヤー矯正の場合

ワイヤー矯正に使われる材質は金属が主流で、ニッケル・クロム・コバルトが含まれる場合があるため金属アレルギーの方は注意が必要です。ワイヤー矯正でアレルギー反応が起きると、以下のような症状が現れる可能性があります。

  • 口内炎
  • 唇の腫れ
  • 皮膚炎

金属アレルギーが起きにくいチタン合金のワイヤーや、セラミックやプラスチックでできたブラケットを用いることで問題なく矯正できることもあります。

マウスピース矯正の場合

マウスピース矯正には金属は使用していないため、金属アレルギーの方でも問題なく治療をおこなうことができます。クリアコレクトやインビザラインなど、奥歯まで動かせる高性能なマウスピース矯正ブランドであれば中度から重度まで幅広い症例に対応しています。

記事の監修者

髙城秀典

院長

髙城秀典

鹿児島大学歯学部卒業後、米の山歯科勤務を経てスマイル髙城歯科を開業し、審美歯科を中心にあらゆる治療を提供しています。<所属学会・認定資格>ICOI(国際インプラント専門会議)認定医、ITI インプラントスペシャリストほか

佐賀でマウスピース矯正なら当院にご相談ください

院長
髙城秀典
クリアコレクト マウスピース矯正 症例数全国3位(九州1位)年間相談者数600人

はじめまして。スマイル髙城歯科の髙城です。
当院は佐賀市にあるマウスピース矯正専門クリニックです。世界NO.2の症例数を誇るクリアコレクト矯正において、全国NO.3、九州NO.1の臨床経験を有する経験豊富な矯正歯科です。近隣でマウスピース矯正をご検討の方はぜひご相談ください。

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マウスピース矯正 症例写真
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施術名
マウスピース矯正
治療費用
一式198,000円~738,000円程度
※別途診察料3,500円と事前シミュレーション料18,500円が必要です。
リスク
マウスピース装着による不快感・痛み、歯根吸収等の副作用があります。矯正後に後戻りすることがあります。

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