インビザラインとは?安く歯列矯正する方法もご紹介します
こんにちは。佐賀県佐賀市の審美歯科スマイル髙城歯科です。本日は、マウスピース矯正ブランドであるインビザラインについてご紹介します。矯正をご検討中の方はぜひ参考にしてください。
インビザラインとは?
インビザラインは、米国のアライン・テクノロジー社(Align Technology, Inc.)が開発したマウスピース型の歯列矯正装置です。
透明で目立たないマウスピース型の装置を一定期間おきに付け替えることで歯に力を加えて徐々に歯を動かしていきます。なお、マウスピースは1日22時間以上、最低でも20時間の装着が必要です。
インビザライン矯正で歯が動く仕組み
歯の根と顎の骨の間には歯根膜(しこんまく)という弾力のある薄い膜があり、矯正装置で力を加えることで骨を溶かす細胞と骨を作る細胞が活発になります。歯列矯正では歯に力を加えることで骨の吸収・生成を促し徐々に歯を動かします。
インビザラインでは、患者の口腔内を精密に3Dスキャンし、3Dデータを用いたシミュレーションをもとに数週間ごとに交換する複数のマウスピースを製造します。徐々に理想の歯並びに近いマウスピースに着け替えることで、骨の吸収・生成を促し歯を動かしていきます。
場合によってはより歯に矯正力をかけるために、「アタッチメント」という突起を一時的に歯に装着し矯正する場合もあります。
インビザラインのメリット
1透明で目立たず気づかれにくい
透明なマウスピースを使用するため、装着していてもほとんど気づかれることがありません。従来のワイヤー矯正は見た目が気になりなかなか矯正に踏み切れなかった方にもおすすめの治療方法です。
2ワイヤー矯正よりも痛くない
ワイヤー矯正は金属のワイヤーやブラケットを歯に着けるため、「口腔内に器具があたって痛い」という悩みがありました。インビザラインは歯にフィットするマウスピース型の器具のため、痛みを軽減できます。
3食事の際 / いざという時に装置を外せる
食事はマウスピースを外しておこないます。インビザラインであればこれまでどおり食事を楽しむことができます。また、大事なプレゼンやデートの時など、いざという特に装置を外すこともできます。
4これまでどおり歯磨きできる
インビザラインはワイヤー矯正と違い歯磨きの時に外すことができるため、お口の中を清潔に保つことができます。
5シミュレーションを見てから治療開始できる
マウスピース矯正では治療前に口腔内の3Dデータを用いたシミュレーションをおこないます。シミュレーションで歯の動きや最終的な歯並びを見たうえで治療を始めるか決めることができます。
インビザラインのデメリット
1食事のたびに歯磨き必須
食事の際はインビザラインを外します。再度マウスピースを着ける前に歯磨きする必要があります。
2マウスピースの洗浄が必要
すくなくとも1日1回はマウスピースを掃除しなければなりません。
3装着を怠ると効果が落ちる
インビザラインは1日最低20時間程度の装着が必要です。装着時間を守れない場合、治療効果が落ちて理想の歯並びになるまで時間がかかってしまいます。
4難症例は対応できない
インビザラインはマウスピース矯正の中でも幅広い症例に対応していますが、重度の叢生(デコボコの歯並び)や顎変形症など、治療に向かない症例もあります。
5つけたまま飲食できない
マウスピースをつけたままの飲食はできません。マウスピース装着時に口に入れられるのは、水・白湯・炭酸水のみです。
インビザラインの特徴(他のブランドとの違い)
1他のブランドよりも矯正性能が高い
マウスピース矯正装置はさまざまなブランドがありますが、中でも「インビザライン」「クリアコレクト」の2つは一度に動かせる歯の量が多く、より歯に力を加えやすく、嚙み合わせまで考慮したシミュレーションと治療がおこなえます。
脱毛で例えるなら、クリアコレクトとインビザラインは「医療脱毛」その他のマウスピースは「エステ脱毛」といった関係に似ています。
2幅広い症例に対応している
「インビザライン」「クリアコレクト」の2つは奥歯まで動かすことができ、矯正性能も高いため幅広い症例に対応しています。
3治療費がそれなりにかかる
「インビザライン」「クリアコレクト」の2つはどこのクリニックでもそれなりの治療費がかかります。本体治療費の相場は70~100万円程度で、加えてクリニックによってはリテーナー費用として2~6万円程度がかかります。
インビザラインの適応症例
インビザライン公式HPで以下の症例が紹介されています。
- ① 過蓋咬合(咬み合わせが深い)
- ② 下顎前突(受け口)
- ③ 交叉咬合(歯のいくつかが下の歯の内側にある)
- ④ 空隙歯列(すきっ歯)
- ⑤ 開咬(前歯が咬み合わない)
- ⑥ 叢生・乱ぐい歯(ガタガタの歯並び)
インビザラインの治療の流れ
1初診カウンセリング
まずはお口の健康状態のチェックや治療内容・治療期間・治療費についての説明をおこないます。虫歯・歯周病などが見つかった場合は先にそちらの治療をおこないます。
2精密検査
レントゲンやCTでの検査や、口腔内スキャナーをもちいたスキャンをおこないます。精密検査には別途1万~5万円程度の費用がかかります。
3治療計画の作成・ご説明
取得したデータをもとに矯正のシミュレーションをおこない、治療計画を作成します。3Dシミュレーションをご覧いただきながら治療計画の説明をおこないます。
4マウスピースの作製
データをアメリカのアライン・テクノロジー社に送り、マウスピースを発注・作製します。その後2週間程度でマウスピースが完成します。
5矯正治療開始
使用時の注意点の説明をおこない、いよいよ矯正治療開始です。通常2週間ごとにマウスピースを交換していき徐々に歯に力を加えて動かしていきます。数か月に1度来院し、歯並びの状態をチェックします。
6治療完了・保定期間
治療直後の歯は不安定で後戻りの可能性があります。歯並びを安定させるために、保定用マウスピースを2年程度着用する必要があります。
インビザラインの費用
全顎矯正の場合、インビザラインの相場は70万円~100万円程度といわれています。加えて保定装置の相場は2万~5万円程度です。
【必見】インビザラインと同性能で安く矯正できるブランドがあります!
「インビザラインで矯正したい」「でも、費用が高すぎる…」とお悩みの方には、「クリアコレクト」がおすすめです。クリアコレクトは、インビザラインを開発したアライン・テクノロジー社の元社長によって2006年に開発された、インビザラインのジェネリックともいわれているマウスピース矯正です。改良を重ねることでインビザラインと同等かそれ以上の矯正性能を実現し、かつ後発ブランドのためインビザラインよりも費用を抑えて提供されています。
クリアコレクトの相場は60~70万円程度(当院価格:中等度症例・モニター適応で50万円)で、保定用マウスピースは発注の都合上、無料で受け取れる場合が多いです。
- マウスピース矯正 症例写真
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- 施術名
- マウスピース矯正
- 治療費用
- 一式198,000円~825,000円
- ※別途診察料3,500円と事前シミュレーション料18,500円が必要です。
- リスク
- マウスピース装着による不快感・痛み、歯根吸収等の副作用があります。矯正後に後戻りすることがあります。
佐賀でマウスピース矯正なら当院にご相談ください
はじめまして。スマイル髙城歯科の髙城です。
当院は佐賀市にあるマウスピース矯正専門クリニックです。世界NO.2の症例数を誇るクリアコレクト矯正において、全国NO.3、九州NO.1の臨床経験を有する経験豊富な矯正歯科です。近隣でマウスピース矯正をご検討の方はぜひご相談ください。