「マウスピース矯正やらなきゃよかった」後悔する理由と対策

こんにちは。佐賀県佐賀市の審美歯科スマイル髙城歯科です。歯列矯正をはじめるのに、マウスピース矯正かワイヤー矯正かで迷いますよね。本日は、マウスピース矯正を選んで後悔した実例を集めてみました。後悔しないマウスピース矯正の始め方もご紹介します。

マウスピース矯正の後悔例

1. 矯正効果が出ない・終わりが見えない

「マウスピース矯正を始めたけど全然良くならない」「終わりが見えない」「ワイヤー矯正にしておけば良かった…」といった後悔の投稿が複数ありました。

実際にマウスピース矯正は本当に効果が低いかというと、ブランド（メーカー）によるというのが正解です。マウスピース矯正には10~20種類程の様々なブランドがあります。そのうち９割のブランドは矯正力が弱く軽度の症例にしか対応していません。

そういった軽度症例用のマウスピース矯正ほど費用が安く広告されているため、安いマウスピース矯正をためす方が増え、結果思ったような効果が出ずに「マウスピース矯正は効果がない」「ワイヤー矯正一択」といった意見が増えてしまっていると考えられます。

マウスピース矯正の中でも「クリアコレクト」「インビザライン」の2つは矯正力が高く、治療完了後の噛み合わせまで考慮されています。逆にそれ以外のブランドは矯正力が弱く噛み合わせまで十分に考慮されないため、全然歯並びがよくならなかったり、思った以上に治療期間が長引いてしまったりといった事が起きます。脱毛に例えるなら「クリアコレクト」「インビザライン」は医療脱毛で、その他のブランドはサロン脱毛のような関係です。

マウスピース矯正なら「クリアコレクト」「インビザライン」を選びましょう。このどちらかであれば、重度の症例であっても多くの場合対応可能です。しかし、どうしても症例によってはマウスピース矯正では治しきれない場合もあります。その場合、「これはマウスピース矯正では治せないですね」と正直に伝えてくれる歯医者、その判断能力がある経験豊富な歯医者を選ぶことも重要です。

2. 思ったより痛い

「マウスピース矯正はワイヤー矯正より痛くない」というイメージがあるかもしれません。しかし、「思ったより締め付けが…」「むちゃくちゃ痛い」といった投稿が複数ありました。

たしかにマウスピース矯正はワイヤー矯正とちがって金属の器具が粘膜に当たって痛い、血が出るといった痛みはありません。しかしマウスピース矯正も歯を動かそうと歯に力をかけるわけですから、そこそこの痛みが出るのも当然です。

特に矯正の始めたては慣れない痛みが続き「矯正やめとけば良かったかも…」と後悔するかもしれませんが…徐々に痛みに慣れて気にならなくなってきます。数か月後に綺麗な歯並びになったご自身を想像しながら頑張って乗り切りましょう。

3. 先生が良くなかった

ワイヤー矯正は経験と技術が必要な治療であり、マウスピース矯正は矯正の知識が浅い先生でも始められる矯正治療だと言われています。実際、マウスピース矯正を提供しているクリニックの中には適切な治療計画を立てられないクリニックも多いと思います。

いっぽうでマウスピース矯正の知識・経験が豊富な歯科医師もおり、そういった先生のもとで治療を受けることができれば、ワイヤー矯正よりも快適で、かつ結果にも満足できる治療が可能になります。

マウスピース矯正とワイヤー矯正では治療のメカニズムなどが異なるため、「矯正の専門医」が必ずしもマウスピース矯正も得意だとは限りません。マウスピース矯正を選ぶならクリアコレクトかインビザラインの実績が多く、口コミの評判がよい先生がおすすめです。

マウスピース矯正で
矯正してよかったという声も！

今回の記事では”マウスピース矯正を選んで後悔した声”を取り上げましたが、「マウスピース矯正でもちゃんと歯並びが綺麗になった！」という意見も多くありました。

マウスピース矯正は、ブランドや先生選びが適切であれば、ワイヤー矯正よりも快適に歯並びもきちんと直していくことができます。マウスピース矯正で後悔しないためには、クリニックを選ぶ際に安さや通いやすさだけでなく、取り扱っているブランドや評判でも判断するようにしましょう。