審美・矯正歯科コラム

マウスピース矯正中は喫煙していい?電子タバコやシーシャは?

公開日:2024年5月22日
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こんにちは。佐賀県佐賀市の審美歯科スマイル髙城歯科です。本日はマウスピース矯正中の喫煙についてご紹介いたします。

私が解説します
スマイル髙城歯科
院長髙城秀典

マウスピース矯正中に
煙草を吸ってもいい?

喫煙を続けながらマウスピース矯正をおこなうことは可能です。しかし、マウスピース矯正中の喫煙はリスクやデメリットも伴います。リスクを十分に知ったうえで治療に挑みましょう。

また、タバコを吸う際には必ずマウスピースを外すようにしてください。マウスピースはプラスチックでできているため、タバコの熱が伝わり変形してしまう可能性があります。マウスピースが変形してしまうと治療が計画どおりに進まないリスクがあるため、装着したままの喫煙は避けましょう。

矯正中に喫煙するリスク

1.歯の動きが悪くなる

歯列矯正は、矯正装置で歯に力を加えることで骨を溶かす細胞と骨を作る細胞を活発にし、骨の吸収・生成を繰り返すことで徐々に歯を動かします。

タバコの煙にはニコチンや一酸化炭素が含まれており、血の巡りを悪くしてしまいます。代謝が落ち、歯の吸収・生成をおこなうために必要な酸素やエネルギーが運ばれにくくなり歯が動きにくくなってしまいます。煙草を吸う頻度によっては治療が計画どおりに進まず治療期間が伸びてしまう場合もあります。喫煙中はマウスピースを外す必要があるため、そのぶん矯正力がかからない時間も増えてしまいます。

2.装置が変色しやすい

喫煙中にマウスピースを外したとしても、喫煙後の歯にはヤニが着いています。タバコに含まれるタールやニコチンにより、マウスピースが変色してしまいます。喫煙後は口をゆすいだり歯磨きをしたりすることをおすすめします。

3.口内で細菌が増えやすい

タバコを吸うとお口の中が乾燥しやすくなり、口内の細菌が活発化しやすくなります。マウスピースを装着するとだ液が歯の間に行きわたりにくくなるため、普段より口臭が強くなったり、虫歯や歯周病のリスクが高まったりしてしまいます。

電子タバコやシーシャは?

1.リキッドタイプの電子タバコ

ニコチンやタールを含まないリキッドタイプの電子タバコは、血流を悪くするリスクが低いです。蒸気の熱によってマウスピースが変形する可能性はあるため、使用時はマウスピースを外すようにしてください。

2.ICOSなど
タバコの葉を使う電子タバコ

電子タバコであってもICOSなどニコチンやタールを含む葉タバコを使ったタバコは、紙タバコと同様のリスクがあります。

3.シーシャ(水タバコ)

シーシャにはタバコの葉が使われているため、紙タバコと同様のリスクがあります。ノンニコチンノンタールのサトウキビの葉などを用いたものはリスクは低いですが、一酸化炭素が発生するためリスクがゼロとはいえません。

記事の監修者

髙城秀典

院長

髙城秀典

鹿児島大学歯学部卒業後、米の山歯科勤務を経てスマイル髙城歯科を開業し、審美歯科を中心にあらゆる治療を提供しています。<所属学会・認定資格>ICOI(国際インプラント専門会議)認定医、ITI インプラントスペシャリストほか

佐賀でマウスピース矯正なら当院にご相談ください

院長
髙城秀典
クリアコレクト マウスピース矯正 症例数全国3位(九州1位)年間相談者数600人

はじめまして。スマイル髙城歯科の髙城です。
当院は佐賀市にあるマウスピース矯正専門クリニックです。世界NO.2の症例数を誇るクリアコレクト矯正において、全国NO.3、九州NO.1の臨床経験を有する経験豊富な矯正歯科です。近隣でマウスピース矯正をご検討の方はぜひご相談ください。

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マウスピース矯正 症例写真
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施術名
マウスピース矯正
治療費用
一式198,000円~738,000円程度
※別途診察料3,500円と事前シミュレーション料18,500円が必要です。
リスク
マウスピース装着による不快感・痛み、歯根吸収等の副作用があります。矯正後に後戻りすることがあります。

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