「歯の詰め物の変色」の原因と治療方法
こんにちは。佐賀県佐賀市の審美歯科スマイル髙城歯科です。歯の詰め物の箇所が黄色や茶色に変色して見た目が気になる…というご相談をよくいただきます。
「虫歯になったの?」「どうすればいいの?」といった疑問にお答えしつつ、原因や治療方法をお伝えします。ぜひご参考にしてください。
院長 髙城秀典
詰め物の変色の原因
歯の変色の原因はいくつかあります。心当たりがないか振り返ってみてください。
1素材の経年劣化(特に保険の詰め物)
保険の虫歯治療の素材である「レジン」はプラスチックであり吸水性があるため、口の中の水分を吸収して膨張すると変色していきます。
また、治療から3〜4年程経つとレジンと歯の間にわずかな隙間や段差ができ、歯ブラシでは汚れが取りきれなくなってしまいます。隙間に食べカスやプラークが入り込むことで詰め物との境界が黄ばんで見えるようになってしまいます。
2神経を抜いた・神経が死んだ
神経を抜くと歯の中に血液が循環しなくなるため、歯の内部に残った血液やコラーゲンが年月とともに変色していってしまいます。
3虫歯の再発
一度虫歯治療をした歯は、歯と詰め物の間にわずかな隙間ができてしまうため、そこから虫歯菌が侵入して二次虫歯になってしまうリスクが高まります。表面上は何ともなくとも、歯の内部で虫歯が進行している場合もあります。
4金属素材の露出・溶け出し
治療に金属の素材を使用している場合、加齢などで歯茎が下がり金属が露出して黒く見えることがあります。また、金属の成分が歯茎に溶け出して歯茎が変色してしまう場合があります。
治療した歯の変色の治療方法
変色・劣化しにくい詰め物・被せ物に替える
セラミックやジルコニアといった白く美しい素材で歯を復元する治療です。これらの素材は透明感があり色の種類も豊富なため、天然歯のような自然で美しい歯を再現することができます。
レジンの歯の寿命は2~3年、持って4~5年です。いっぽうセラミックやジルコニアは10~20年くらい使用できます。元の歯との段差もできにくいため、二次虫歯のリスクも軽減できます。自己投資の余裕があれば、セラミックやジルコニアといった自費の素材に取り換えるのがおすすめです。
審美インレー(詰め物)治療の詳細はこちら
審美クラウン(被せ物)治療の詳細はこちら
ラミネートベニア治療
ラミネートべニア治療とは、歯の表面をごくわずかだけ削って、セラミックまたはジルコニアの“薄い板(シェル)”を貼り付けて色と形を改善する治療です。「歯のネイル」とも言われています。
平均的な寿命は、10~20年程度ですので保険治療の素材より長持ちです。歯全体の色や形を改善することができる為、前歯など目立つ箇所が気になっている方にもおすすめです。
ウォーキングブリーチ(神経がない歯の場合)
ウォーキングブリーチとは、歯の神経を失った歯を白くするホワイトニング方法です。歯の内側に漂白剤を入れ、1週間に1度薬剤を交換して内側から歯を白くしていきます。※リスクが高いため当院では取り扱っていません
保険のレジンを詰め直す
もちろん、保険のレジンを詰め直すこともできます。しかし、歯の見た目を気にされる方にはこの方法はおすすめしません。特に前歯など目立ちやすい箇所は元の歯との色の差が目立ちやすく、経年劣化でまた変色してしまいます。
[佐賀]スマイル髙城歯科症例紹介
当院は佐賀県佐賀市の審美専門クリニックです。丁寧なヒアリングをおこない、理想の実現にこだわった審美歯科治療をご提供しています。歯の見た目を解消したいとお考えでしたら、ぜひ当院にご相談ください。
- ✓ セラミッククラウン/インレー治療10,000症例以上
- ✓ ジルコニアクラウン/インレー治療1,000症例以上
- ✓ ラミネートベニア180症例以上
- 審美インレー治療 症例写真
-
BeforeAfterBeforeAfterBeforeAfter
- 施術名
- 審美インレー治療
- 治療費用(1本あたり)
- 88,000円
- リスク
- 噛みしめ・歯ぎしりにより詰め物が破損することがあります。
- ラミネートべニア治療 症例写真
-
BeforeAfterBeforeAfterBeforeAfter
- 施術名
- ラミネートべニア治療
- 治療費用(1本あたり)
- 60,600円~98,000円
- リスク
- 噛みしめ・歯ぎしりによりシェルが破損することがあります。